つらい花粉症の症状を和らげるには、免疫力を高める食べ物をとることが有効です。
・紫蘇⇒ポリフェノールがヒスタミン抑制の効果があるといわれています。
・緑茶⇒カテキンがアレルギーを抑制するといわれています。
・ヨーグルト⇒免疫機能を整える。
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クスリになる食べもの「のどが痛いとき」
のどの粘膜にウイルスや菌がついて炎症をおこすと、のどが痛みます。炎症を抑える効果や殺菌作用のある食べものをとりましょう。
①キンカン
のどの炎症を抑え、痛みをやわらげる効果があります。ビタミンCに加え、ビタミンA・Eにカルシウムも含んでいます。酸味の強い実よりも皮の方に甘みと栄養があります。
②ハチミツ
ハチミツの抗菌・殺菌作用がのどの炎症を抑えます。ビタミン・ミネラル・ナトリウム・カルシウムなどたくさんの栄養素を含んでいて、疲労回復効果も期待できます。
MEMO:ハチミツ大根のつくり方
①大根をカットして瓶に入れ、ハチミツをひたひたに加えます。
②一晩おくと、水分が出てくるので、それをすくって飲みます。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
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クスリになる食べもの「せき・痰」
かぜによるせきや、痰をともなうせきが続くとつらいだけでなく、体力も消耗します。せき止め効果のある食べものをとって、症状をやわらげましょう。
①レンコン
せき止め効果のあるレンコンには気管支の炎症を抑え、口の渇きをやわらげる働きもあります。
ビタミンCもたっぷり。
MEMO:レンコンを皮ごとすりおろした「おろし汁」はせき止め効果大!!ハチミツを入れると飲みやすくなります。
②ミカン
漢方で「陳皮(ちんぴ)」といえば、乾燥させたミカンの皮のこと。ミカンの皮にはせきをしずめ、痰を切る効果があります。
MEMO:ミカンの皮を煎じた陳皮茶で有効成分を取りましょう。
1.よく洗ったミカンの皮をザルなどに広げて天日でカラカラになるまで乾燥させます。
2.乾燥させたミカンの皮をやかん(または鍋)に入れます。水を加え、黄色い色が出るまで煎じます。
③カリン
昔からせき止めに効くといわれているカリンは疲労回復効果もあり、せきが出て体が弱っているときに最適です。
MEMO:生のカリンは酸味や渋みが強いので、果実酒やハチミツ漬けなどにして取り入れましょう。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
クスリになる食べもの「疲労回復」
疲れは体が休憩を必要としているサイン。
疲労回復効果のある食べものをとって、疲れを持ちこさないようにしましょう。
①キウイ
抗酸化作用の高い、ビタミンCとEを含んでいるので、慢性的な疲労に効果あり。美容効果やかぜ・生活習慣病予防にも効き目があります。
②梅
梅に含まれるクエン酸は、疲労物質ともいわれる乳酸を燃焼させる働きがあり、疲労回復に効果があります。
MEMO:梅は生ではたべられないので、梅干しや梅肉エキス・梅ジャム・梅酒などの加工品から摂取しましょう。
③ニンニク
ニンニクのにおいのもとであるアリシンは、疲労回復効果のあるビタミンB1の吸収を高めます。さらに、滋養強壮効果のあるスコルジニンも含まれています。疲れているときには最適な食べ物です。④酢
主成分の酢酸が、疲労のもとといわれる乳酸を燃焼させます。毎日摂取すると、疲れにくくなります。醸造酢が最適。
⑤クコの実
中国では古くから生薬として、親しまれてきたクコの実。疲労回復効果が高いだけでなく、血圧やコレステロール・血糖値を下げる作用あります。便秘や神経痛にも効果があります。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
クスリになる食べもの「胃の不調・痛み」
消化不良や神経性など、胃が不調や痛みをうったえる原因はさまざま。刺激物や暴飲暴食を避け、胃の働きを助ける食べ物をとりましょう。
①大根
アミラーゼなどの消化酵素が胃腸の働きを助けます。消化を促進させる作用もあるので、胃の調子を整える最適な食べ物です。
②キャベツ
キャベツから発見された、キャベジンとも呼ばれるビタミンUは、胃粘膜の新陳代謝をうながし、胃腸の働きを助ける作用があります。胃炎の回復にも効果を発揮します。
③アロエ
ムチンなどの成分が胃壁を保護し、抗潰瘍(こうかいよう)作用で胃潰瘍(いかいよう)や痛み、もたれなどの症状を解消します。
MEMO:アロエは体を冷やすので、月経中や妊娠中の摂取は避けましょう。
日本漢方医薬研究所 担当:中川