甘酒は、江戸時代に栄養ドリンク代わりとして、夏は冷やして冬は温めて1年中飲まれていました。材料の米はエネルギーを補い、胃腸の働きをよくし、心を落ち着かせる力があるとされています。麹は消化をよくして、下痢を止める胃腸薬として使われます。さらに、酵素もたっぷりと含まれていて、便秘にも血行にも美容にもいいとなったら、もう飲むしかないですね!
(有)日本漢方医薬研究所 中川
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甘酒は、江戸時代に栄養ドリンク代わりとして、夏は冷やして冬は温めて1年中飲まれていました。材料の米はエネルギーを補い、胃腸の働きをよくし、心を落ち着かせる力があるとされています。麹は消化をよくして、下痢を止める胃腸薬として使われます。さらに、酵素もたっぷりと含まれていて、便秘にも血行にも美容にもいいとなったら、もう飲むしかないですね!
(有)日本漢方医薬研究所 中川
五臓の心と肝の弱りが、不眠につながります。
心には血を集めて全身に送る血液ポンプとしての働きがあり、肝にはその血を貯蔵するという働きがあります。精神や魂は、この血の栄養分によって養われています。ストレスや偏食、消化器系の不調などが原因で血が足りなくなると、精神や魂は不安定になり、そのひとつの症状として不眠があらわれます。不眠が続くと精神的にも身体的にもかなりの負担がかかり、他の不調のきっかけになるので早めの対策をとりましょう。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
抑肝散
ワンポイント:神経症、不眠症に。
適応
体力中等度をめやすとして幅広く用いることができる。神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの神経症、不眠症、小児夜泣き、小児疳症、歯ぎしり、更年期障害、血の道症に適すとされる。心不全を起こす可能性があるため、動くと息が苦しい、疲れやすい、足がむくむ、急に体重が増えた場合は直ちに医師の診療を受けるべきである。
※小児夜泣きに用いる場合、1週間位服用しても改善がみられないときは、相談する。
下痢が続くと、栄養素や水分が失われて、体力が消耗します。水分補給をしながら、下痢止め効果や整腸作用のある食べ物をとりましょう。
①リンゴ
食物繊維のペクチンが豊富で、すぐれた整腸作用を持っています。下痢のときはペクチンがゼリー状の膜となり、腸壁を守ります。
②梅
梅に含まれる有機酸には整腸作用があります。さらに殺菌・抗菌作用で腸の炎症をしずめてくれるので下痢にも効果的です。
③ハチミツ
オリゴ糖が腸の善玉菌を増やして、腸内環境を改善し、下痢を解消します。ハチミツは便秘にも効果的です。
MEMO:ハチミツは一度になくさんとりすぎるのお腹がゆるくなってしまうことがあるので、多量摂取しないように気を付けましょう。ハチミツは1歳未満のお子様には与えないでください。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
薬膳料理は、その目的によって「食養」と「食療」の二つに分けられます。食養は病気を予防するために、季節に応じた滋養強壮効果のある素材を摂取して体の各内臓を養い、不老長寿や老化防止をはかるものです。一方、食療は病気にかかってしまった場合に、崩れた体の陰と陽のバランスを整えて病気を治していきます。奥が深い~。