7月7日ごろからの梅雨が明ける時節
この前後を境として梅雨明けです。太陽の日差しが強くなり、本格的な暑気入り。蓮の花など水辺の花が咲き始め、セミの声も聞こえ始める時季。涼を求めて庭先や玄関に打ち水をする光景は夏の風物詩。この時季は体も気だるく、食も細くなりがち。これからの暑さを乗り切るためにもバランスのよい食事を取り、体調を整えておいて。暑さしのぎの料理には冷たくても体を温める働きの栄養豊富な食材をたっぷり摂ることが大切です。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
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7月7日ごろからの梅雨が明ける時節
この前後を境として梅雨明けです。太陽の日差しが強くなり、本格的な暑気入り。蓮の花など水辺の花が咲き始め、セミの声も聞こえ始める時季。涼を求めて庭先や玄関に打ち水をする光景は夏の風物詩。この時季は体も気だるく、食も細くなりがち。これからの暑さを乗り切るためにもバランスのよい食事を取り、体調を整えておいて。暑さしのぎの料理には冷たくても体を温める働きの栄養豊富な食材をたっぷり摂ることが大切です。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
胃もたれや胸やけの症状を改善するには、健胃効果のある食べ物をとり、規則正しい食生活を心がけることが大切です。
①トマト
酸味のもとであるクエン酸などの有機酸が胃のもたれや不快感を解消します。栄養価が高く、疲労回復効果もあり、疲れた胃を癒します。
MEMO:トマトは体を冷やす作用があるので、胃が弱い人は特に生のトマトを食べ過ぎないようにしましょう。
②ショウガ
辛み成分が胃液の分泌をうながし、胃の消化吸収を助けて、胃を丈夫にします。香り成分にも健胃効果があり、さっぱりとした風味が食欲増進につながります。
③カブ
胃もたれや胸やけに効果があるアミラーゼなどの消化酵素を含んでいます。胃腸の働きを助け、食欲増進効果もあります。
④ネバネバ食品
納豆にオクラ・モロヘイヤなどネバネバ食品に含まれているムチン。ムチンには胃や食道の粘膜を潤し、保護する作用があるので、胃もたれにも有効です。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
カカオ成分の多いチョコレートで頭すっきり!
チョコレートの成分のカカオは薬膳的にも、頭をすっきりさせ、渇きをなくして排尿を促すとされているので、なかなか健康的と言えます。ただし、この場合のチョコレートとは、カカオ成分が多くて甘味が少ないものを指します。カカオ自体に脂肪分が多く胃もたれや胸やけのもとになるので、食べる量はほどほどに。また、温める性質があるので、もともとのぼせがある方は控えるほうがよいでしょう。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
つらい花粉症の症状を和らげるには、免疫力を高める食べ物をとることが有効です。
・紫蘇⇒ポリフェノールがヒスタミン抑制の効果があるといわれています。
・緑茶⇒カテキンがアレルギーを抑制するといわれています。
・ヨーグルト⇒免疫機能を整える。
ストレス状態が続くと、心だけでなく体にも不調をきたします。
気分転換して、鎮静効果のある食べものをとり、軽減しましょう。
①ゴマ
ゴマには精神安定作用のある成分が含まれています。
ほかにもビタミンB1やカルシウムなど、ストレス緩和に効果的な栄養素が豊富です。
②チョコレート
チョコレートに含まれるテオブロミンがけつりゅをよくして、脳の神経伝達物質の機能を活性化させ、精神を落ち着かせます。
③紅茶・ウーロン茶・緑茶
お茶に含まれているテアニンが α波を増やし、リラックス効果を高めます。心はゆったり、頭はすっきりという状態がつくれます。
日本漢方医薬研究所 担当:中川