つらい花粉症の症状を和らげるには、免疫力を高める食べ物をとることが有効です。
・紫蘇⇒ポリフェノールがヒスタミン抑制の効果があるといわれています。
・緑茶⇒カテキンがアレルギーを抑制するといわれています。
・ヨーグルト⇒免疫機能を整える。
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クスリになる食べもの「二日酔い」①
二日酔いの症状をあわらげるには、十分な水分補給と肝臓や胃腸をいたわる食べ物をとることが大切です。
①大根
消化酵素のアミラーゼやビタミンが胃腸や肝臓の働きを助け、二日酔いの元凶であるアセトアルデヒドの排泄を早めます。
MEMO:大根は食べる直前にすりおろして、大根おろしで摂取すると、有効成分を効果的に得ることができます。
②柿
利尿作用があり、アルコールを分解する成分を含んだ柿は、二日酔いに効果的。ビタミンCも豊富で栄養価も高いので、気持ちが悪く食欲がないときの栄養補給にもぴったり。
MEMO:干し柿にするとアルコールを分解する作用がなくなってしまいます。そのかわり、カロテンなどの栄養素は倍増します。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
クスリになる食べもの「胃の不調・痛み」
消化不良や神経性など、胃が不調や痛みをうったえる原因はさまざま。刺激物や暴飲暴食を避け、胃の働きを助ける食べ物をとりましょう。
①大根
アミラーゼなどの消化酵素が胃腸の働きを助けます。消化を促進させる作用もあるので、胃の調子を整える最適な食べ物です。
②キャベツ
キャベツから発見された、キャベジンとも呼ばれるビタミンUは、胃粘膜の新陳代謝をうながし、胃腸の働きを助ける作用があります。胃炎の回復にも効果を発揮します。
③アロエ
ムチンなどの成分が胃壁を保護し、抗潰瘍(こうかいよう)作用で胃潰瘍(いかいよう)や痛み、もたれなどの症状を解消します。
MEMO:アロエは体を冷やすので、月経中や妊娠中の摂取は避けましょう。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
クスリになる食べもの「のどが痛いとき」
のどの粘膜にウイルスや菌がついて炎症をおこすと、のどが痛みます。炎症を抑える効果や殺菌作用のある食べものをとりましょう。
①キンカン
のどの炎症を抑え、痛みをやわらげる効果があります。ビタミンCに加え、ビタミンA・Eにカルシウムも含んでいます。酸味の強い実よりも皮の方に甘みと栄養があります。
②ハチミツ
ハチミツの抗菌・殺菌作用がのどの炎症を抑えます。ビタミン・ミネラル・ナトリウム・カルシウムなどたくさんの栄養素を含んでいて、疲労回復効果も期待できます。
MEMO:ハチミツ大根のつくり方
①大根をカットして瓶に入れ、ハチミツをひたひたに加えます。
②一晩おくと、水分が出てくるので、それをすくって飲みます。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
クスリになる食べもの「胃もたれ・胸やけ」
胃もたれや胸やけの症状を改善するには、健胃効果のある食べ物をとり、規則正しい食生活を心がけることが大切です。
①トマト
酸味のもとであるクエン酸などの有機酸が胃のもたれや不快感を解消します。栄養価が高く、疲労回復効果もあり、疲れた胃を癒します。
MEMO:トマトは体を冷やす作用があるので、胃が弱い人は特に生のトマトを食べ過ぎないようにしましょう。
②ショウガ
辛み成分が胃液の分泌をうながし、胃の消化吸収を助けて、胃を丈夫にします。香り成分にも健胃効果があり、さっぱりとした風味が食欲増進につながります。
③カブ
胃もたれや胸やけに効果があるアミラーゼなどの消化酵素を含んでいます。胃腸の働きを助け、食欲増進効果もあります。
④ネバネバ食品
納豆にオクラ・モロヘイヤなどネバネバ食品に含まれているムチン。ムチンには胃や食道の粘膜を潤し、保護する作用があるので、胃もたれにも有効です。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
クスリになる食べもの「二日酔い」②
二日酔いの症状をやわらげるには、十分な水分補給と肝臓や胃腸をいたわる食べ物をとることが大切です。
③シジミ
シジミに含まれているアミノ酸には肝臓機能を向上させる働きがあります。また、肝臓の働きをよくするタウリンも含んでおり、二日酔いに効果的。
④梅
クエン酸が肝臓の働きを助け、二日酔いの症状を緩和します。梅酢など、いつでも摂取できる保存食が用意してあると安心です。
(有)日本漢方医薬研究所
クスリになる食べもの「便秘」
便秘は食生活の見直しで改善する場合が多い症状です。慢性化する前に食べ物で健康的に治してしまいましょう。
①こんにゃく
グルコマンナンという食物繊維が腸に届き、便をやわらかくして便通をよくしてくれるので、便秘に優れた効き目を発揮します。
②玄米
食物繊維を豊富に含む玄米は、便秘解消に効果的。ただし、消化があまりよくないので、よく噛んで食べることを心がけましょう。
③バナナ
便秘に有効な食物繊維や整腸作用があるオリゴ糖、便をやわらかくするペクチンなど便秘に有効な成分をたくさん含んでいます。手軽に食べられて便秘予防にも最適。
日本漢方医薬研究所 担当:中川