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今日の漢方「イライラ」 (有)日本漢方医薬研究所
カーッとしたら、グレープフルーツジュースを飲んで。
急激にカーッとなるイライラは、いわば急性の炎のようなものです。そんなときは、とにかく冷ますものをとって、鎮火しなくてはいけません。エネルギーの巡りは五臓の肝によってコントロールされているので、肝の熱を冷ます食材のかに、たこ、貝類、ゴーヤー、ごぼう、アロエ、グレープフルーツなどをとるようにします。とりあえず手っ取り早いのはグレープフルーツジュースです。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
今日の漢方「インフルエンザ」 (有)日本漢方医薬研究所
インフルエンザは個々の症状に合わせて診断します。
中医学ではインフルエンザは症状から状態を見極めて、その病気が体のどこでどうなっているのかを判断して対策を考えます。冷えているなら温めよう、熱があるなら冷まそう、体表に近いなら発散させよう、深いところにあるなら体を元気にしながら病に打ち勝たせようというように。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
今日の漢方「養生」 (有)日本漢方医薬研究所
「養生」が中医学の基本
「養生」という言葉をよく目にすると思いますが、養生とは「備える生き方」で、「今と、この先を快適に暮らすための方法」です。
また中医学には「陰きわまれば陽を生ず」という言葉もあります。寒くなる時期にしっかりと陰(潤いをもった滋養成分)を補っておかないと、暖かくなる春先に陽(エネルギー)が足りなくなって不調が出やすくなるという教えです。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
クスリになる食べもの「貧血・めまい」
貧血やめまいの原因の多くは、鉄分・栄養不足によるもの。朝食抜きや偏食によってバランスをくずした食生活を見直しましょう。
①ホウレン草
豊富な鉄分と、鉄分の吸収率を高めるビタミンCの両方を含んでいるホウレン草は、貧血やめまいに効果的な野菜です。
②ビジキ・青のり
ヒジキや青のりなどの海産物にも豊富な鉄分が含まれています。乾物を上手に使って毎日の食事に取り入れましょう。
③プルーン
鉄分をはじめとするミネラルを豊富に含んでいます。生のものよりも乾燥させたドライプルーンの方が鉄分を多く含みます。
MEMO:ドライプルーンやジュース・液体エキスなど、プルーンにはさまざまな加工品があります。常備しておいて、毎日続けて摂取しましょう。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
医薬品製造販売業の許可更新。
(有)日本漢方医薬研究所では、医薬品製造業、医薬品製造販売業、化粧品製造業、化粧品製造販売業、薬局製造業、薬局製造販売業。6つの業許可を取得しています。各業に対して5年に一度査察が入ります。GMP基準(※1)をクリアしないといけません。数千人規模の従業員がいる製薬メーカーも当社のような小規模メーカーも同じ基準です。医薬品は命に係わるので当然ですね。お取引先のアフロディア様からいただいたグァバを食べて乗り切ります!なんてトロピカルな香り~。
※1.GMPとは「Good Manufacturing Practice」の略、アメリカ食品医薬品局が、1938年に連邦食品・医薬品・化粧品法に基づいて定めた医薬品等の製造品質管理基準.
クスリになる食べもの「二日酔い」②
二日酔いの症状をやわらげるには、十分な水分補給と肝臓や胃腸をいたわる食べ物をとることが大切です。
③シジミ
シジミに含まれているアミノ酸には肝臓機能を向上させる働きがあります。また、肝臓の働きをよくするタウリンも含んでおり、二日酔いに効果的。
④梅
クエン酸が肝臓の働きを助け、二日酔いの症状を緩和します。梅酢など、いつでも摂取できる保存食が用意してあると安心です。
(有)日本漢方医薬研究所