コーヒーは一長一短♬
中医学で見ると、コーヒーは温性で、利尿作用や興奮して熱をこもらせる性質があります。熱がこもるということは、イライラやのぼせが増したり、炎症性の肌トラブルを悪化させたりする可能性があるので、新芽時はとくにイライラやニキビ、アトピーがある方はご注意くださいね。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
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今日の漢方「長風呂」 (有)日本漢方医薬研究所
こんなときは、長風呂を避けましょう
中医学では、疲労時の長風呂はおすすめしません。なぜなら、長くお風呂につかると汗をたくさんかきます。すると、その汗とともに体に必要なエネルギーも流れ出てしまうからです。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
クスリになる食べもの「胃もたれ・胸やけ」
胃もたれや胸やけの症状を改善するには、健胃効果のある食べ物をとり、規則正しい食生活を心がけることが大切です。
①トマト
酸味のもとであるクエン酸などの有機酸が胃のもたれや不快感を解消します。栄養価が高く、疲労回復効果もあり、疲れた胃を癒します。
MEMO:トマトは体を冷やす作用があるので、胃が弱い人は特に生のトマトを食べ過ぎないようにしましょう。
②ショウガ
辛み成分が胃液の分泌をうながし、胃の消化吸収を助けて、胃を丈夫にします。香り成分にも健胃効果があり、さっぱりとした風味が食欲増進につながります。
③カブ
胃もたれや胸やけに効果があるアミラーゼなどの消化酵素を含んでいます。胃腸の働きを助け、食欲増進効果もあります。
④ネバネバ食品
納豆にオクラ・モロヘイヤなどネバネバ食品に含まれているムチン。ムチンには胃や食道の粘膜を潤し、保護する作用があるので、胃もたれにも有効です。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
医薬品業界のバイブル「日本薬局方」
日本薬局方は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第41条により、医薬品の性状及び品質の適正を図るため、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて定めた医薬品の規格基準書です。日本薬局方の構成は通則、生薬総則、製剤総則、一般試験法及び医薬品各条からなり、収載医薬品については我が国で繁用されている医薬品が中心となっています。
日本薬局方は100年有余の歴史があり、初版は明治19年6月に公布され、今日に至るまで医薬品の開発、試験技術の向上に伴って改訂が重ねられ、現在では、第十七改正日本薬局方が公示されています。
もうすぐ第十八改正になりますがちゃんと勉強しないとね。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000066530.html
今日の漢方「肩こり」 (有)日本漢方医薬研究所
目を休め、深い呼吸で肩こりとさようなら♬
近年、デスクワークをしている人の多くはパソコン作業が伴い、朝から晩までモニターとにらめっこしているという状況も少なくないでしょう。パソコン作業では目への負担が大きく、血を多く消耗します。すると血流の悪化に拍車がかかり、肩の痛みにつながります。気の流れを促す柑橘類や香味野菜、ローズやミント、ジャスミンなどのハーブティーもいいでしょう。
(有)日本漢方医薬研究所 中川